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なんこう練太郎
こんにちは。
山電あぼし店です。
当薬局は門前の皮膚科クリニックの処方箋の調剤をすることが多いのですが、
その中で、2種類の軟膏を混合する処方がよくあります。
混合することで、2種類を塗る手間が軽減できるので、
特にぬる範囲の広い方にとっては助かりますよね。
そういった処方に対応し、当薬局では『なんこう錬太郎』という軟膏練りの機械を、
初期の頃より導入しています。
軟膏板とヘラを使って人の手で練るのに比べ、この機械を使うことにより、
患者さまの待ち時間を大幅に減らせます。
また誰が作っても均質な調剤ができること、自転・公転でミキシングし、
空気を抜きながら撹拌するので、薬剤が酸化しにくくなる利点もあります。
ただ、デメリットとしてチューブのままの軟膏と比べ、汚染されやすい点があげられます。
もしこういう塗り薬をもらったら、軟膏つぼのフタの周りは特に汚れやすいため、
使用後はきれいなティッシュでふき取って保存するようにして下さいね。