緊急事態宣言が出されてから約1ヵ月が経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか。

ゴールデンウィークもステイホームということで、こんな時だからこそ、と表題にしている著書、「日日是好日」を再び読み返していました。

読む度に違う何かに気付かせてくれる本ですが、私はやはりこの一節が好きです。

「ちゃんと、ここ にいなさい」

これは著者が30歳を目前に色々な焦りや不安から雑なお点前になっていたところを、お茶の先生から独り言のように言われた言葉なのですが、

新型コロナウイルスの影響で自粛生活が続いている今、この一節が身に沁みます。

行きたいところに行けない。

会いたい人に会えない。

やりたいことが出来ないことに、悲しくなったり、焦りを感じたりすることもありますが、

外に目を向けると

日差しが暖かいこと、若葉が青々と元気なこと、虫が飛び始めたこと、

着実に季節が巡っていると感じます。

治療薬「レムデシビル」が承認され、休業要請が解除になった県・業種があるなど動きがみられますが、ステイホームはまだ少し続きそうですね。

前を向けないときは、自然に目を向けて、ただ、今 を感じてみてください（＾＾）

私も今出来ることを、冷静に、確実に日々重ねていこうと感じた連休の読書時間でした。

（写真：５月５日実家の庭にて撮影）