スタッフブログ
換気をしましょう
しみず店です。こんにちは。
先日、学校薬剤師として保育園に行ってきました。
行った内容は教室内のCO2の測定と、教室の温度の確認です。
検査は授業の初めと終わりに2回行います。
私がうかがった保育園では、どのタイミングで計測してもCO2の濃度が400~600ppmと外気と変わらない値でした。
とてもしっかり換気ができていました。
2月の初旬の寒い時期でしたが教室内の温度も20℃以上を常に保っていました。
保育園が行っていた施策は4点
①教室は常に2か所以上の窓を20㎝以上開けておく。(できる限り部屋の対角線になる位置の窓)
②24時間換気扇による建物全体の換気を行う。
③玄関、廊下など外に面している窓は常に開放している。
④暖房で教室内の温度を保つ。(設定は23度、室内温度20度)
この方法で室温を保ちながら外気と変わらないくらいのCO2濃度で換気ができていました。
個々の教室の換気だけでなく、玄関や廊下など建物全体の換気を常に行ってたところが非常に良かったです。
一方でひとつ一つの教室は空調で室温が保たれており、寒さを感じず快適な環境でした。
薬局でも今まで行っていた定期的な換気だけではなく、
常に窓を2か所以上開けることで換気をより効率よくしていこうと思います。
暖房で暖かさを保っていきますが構造上どうしても寒い場所がありますのでご理解いただけると幸いです。