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水道水の安全
残留塩素って知っていますか?
水道水をそのまま飲んだ時にたまに塩素のにおいを感じますよね。
『残留している塩素』と聞くとそれは良いもの?それとも悪いもの?ちょっと分かりにくいですよね。
少し解説したいと思います。
実は残留塩素は水道水の安全のためにあえて水中に残しているものなんです。
水道水の塩素消毒は世界的にも広く行われていて、日本では法律上義務付けられています。
残留塩素が一定濃度で含まれていることで一般細菌の増殖を防いでくれています。
残留塩素は水道水の安全に一役買ってくれている存在なんです。
今まで疑問だったのですが、水道水を飲むと少し塩素の匂いが気になる時がありますが、
ペットボトルのミネラルウォーターにはそのようなにおいが気になったことはありませんよね。
ん?なんでだろう?
塩素は入っていないの?
そう思い
今回水道水とペットボトルの水で残留塩素がどれくらい違うか検証してみました。
水道水の残留塩素は0.3~0.4㎎/Lほどですね。
基準はクリアしています。
一方ペットボトルの水は、、、、
おおっ。残留塩素ゼロですね!
そうなんです。
ペットボトル等に入れて売られている水には4種類
(①ナチュラルウォーター②ナチュラルミネラルウォーター③ミネラルウォーター④ボトルドウォーター)
あり、塩素処理は義務付けられておらず、
その処理方法はろ過や加熱、紫外線など塩素以外の方法で処理をするので塩素の匂いがなくおいしく飲めるんですね。
ちなみに水道水でもおいしく飲める方法があります。
それは煮沸した後冷蔵庫で冷やすという方法です。
塩素だけでなく、カビ臭やトリハロメタンなども軽減でき美味しく飲めます。
その代わり、塩素による殺菌力が落ちてしまいますので早めに飲むようにしてください。
参考:八尾市ホームページ 水質に関するQ&A | 八尾市 (city.yao.osaka.jp)
(https://www.city.yao.osaka.jp/0000006772.html)