スタッフブログ
実はすごい‼耳あかパワー👂
今年も始まってもう1カ月が終わり、豆まきの時期がやってきましたね👹
2月のケロちゃん&ロコちゃんは冬バージョンの鬼に仮装です!
またキッズスペースも節分仕様です(*^^*)
さて、冬場は空気の乾燥が酷かったり、2月はスギ花粉も始まりアレルギーが出やすい時期に
なってくるため、耳鼻科には耳の痒みや耳垢 (みみあか / じこう) 塞栓で受診される方も多いことでしょう。
そこで今回は、耳垢についてお話していこうと思います!👂
普段、耳が詰まったり聞こえづらくなったりすると、耳垢が気になることがありませんか?
そんなときに、ご自分で耳垢掃除をしたり病院に行った方がいいかと心配になりますよね。
耳垢とは何なのかご存じですか?
耳垢は、皮膚から落ちたものや毛穴からの分泌物と、ゴミが混ざったものです。
これだけ聞くと、やはりこまめに耳掃除した方がいいように聞こえますが、実は耳垢には重要な役割があるのです!!
耳垢には上のイラストの様に、3大機能があります。
①ゴミをブロック:耳垢は粘着力があるので、外からのゴミをくっつけて耳への侵入を防いでくれます
②外耳道と鼓膜を保護:耳垢腺から出る分泌物を取り込むことで、加湿して薄い皮膚を守ってくれます
③細菌の感染をブロック:IgAという免疫物質を含むため、外耳を細菌などから守ってくれます
また、耳垢は人によって乾性耳垢(乾いた耳垢)と湿性耳垢(ベトっとした耳垢)がありますが、
これは耳垢腺からの分泌液の量や質の違いによるものです。
日本人などアジア系では比較的乾性耳垢が多く、限られた地域にのみ見られるそうです。
一方、アメリカ人などの黒人・白人では湿性耳垢が多いのが特徴だそうです。
耳垢には重要な役割がある一方で、多く溜まって詰まりすぎると耳垢塞栓になります。
☆耳掃除は頻繁にしすぎない。綿棒で触るとかえって耳垢が奥にいってしまいます
☆自宅での耳掃除は外耳道入口まで。奥の掃除は耳鼻咽喉科を受診
☆耳掃除をする場所、周囲の状況に配慮し、耳かき時の事故を予防
これらのポイントに注意しながら、耳を清潔に保ちましょう!
4月には学校などで健康診断があると思いますが、聴力検査で受診を勧められた場合は
プールの時期までには必ず耳鼻科を受診してください。🏥