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チョウチョが羽を広げたような発疹
長いG・Wが終わり学校や園が始まりましたが、お疲れは出ていませんか?
薬局には発熱やせきの子達に混じり、頬を真っ赤にした子が来られます。
伝染性紅斑(リンゴ病)が少し流行っているようです。
リンゴ病?
リンゴ病とは、ヒトパルボウイルスB19によって起こります。
感染して7~10日程で微熱、咳、鼻水などのかぜ症状が出る事があります。
かぜ症状のある時期には感染力があります。
その1週間後位に、ほっぺにチョウチョが羽を広げたような発疹が出て、
体にもレース状の紅斑が出る事もあります。これらの発疹は1週間前後で
消失しますが長引いたり、一度消えた発疹がまた出る事もあります。
発疹が出てきた時にはウイルスは増える時期ではないので感染力はほとんどありません。
学校や園に行っても大丈夫です。
大人もかかる事があり、成人では関節痛・手足のむくみなどの関節症状が主で、
子供の感染の特徴である顔の紅斑や体の網状皮疹は少ないようです。
感染経路は飛沫感染(咳やくしゃみ)や接触感染です。特別な治療はなく、自然に回復します。
予防法は、周囲で流行があれば、マスクをする・こまめにうがい・手洗いをするなどです。
思い当たる方は病院を受診してくださいね!
今日も一日、笑顔で過ごせますように(^^)