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ケムシにご注意!
こんにちは。
山電あぼし店です。
6月に入り、門前の皮膚科クリニックではケムシによる皮膚炎でたくさんの方が受診されています。
今回はこのケムシ皮膚炎について、少し書きたいと思います。
主な原因になるチャドクガは、日本を代表する毒蛾です。
お茶の木、サザンカなどツバキ科の葉によくつくので、茶毒蛾(チャドクガ)と呼ばれています。
幼虫・ケムシの時期には、毒針毛(どくしんもう)と呼ばれる小さな毒毛を持っていて、
これに直接触れたり、飛んできた毒毛に刺されることで発症します。
チャドクガ(ケムシ)による皮膚炎は刺された直後から発症しますが、
風に飛ばされてきた毒毛によるものは遅れて気づくことも多いです。
昼間公園に行った、又は木の下を通った方で、
夕方になってから腕や首回りがひどくかゆくなってきた、
なんて方は、6月は特にチャドクガ(ケムシ)が原因かもしれません。
ケムシによる皮膚炎はかゆみが強く、かなりひどい症状になることが多いです。
心当たりの方は、早めに皮膚科を受診しましょう。