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そのあしの虫さされはネコノミかも…
こんにちは。
山電あぼし店です。
当店のブログでは、皮膚トラブルについての情報を多く発信させて頂いています。
今月のテーマは「ネコノミ」です❕
門前の皮膚科クリニックでは虫さされで多くの方が受診されます。
そして、初夏くらいから急に多くなるのが「ネコノミ」による虫さされです。
「うちはネコ飼っていないから関係ないわ」と思っている方、多いのではないでしょうか。
いやいやその診断を受けた方の大半は、ネコを飼われていないんです!
では、ここで「ネコノミ」についての説明。
ネコノミとはノミ目ヒトノミ科に属する昆虫。体調2~3mmでネコなど小動物の体に寄生し吸血する。
メスは庭や公園の土のある所に卵を産み、そこで幼虫→サナギ→成虫になる。
動物の気配を察知すると高さ30cmほど跳躍し、飛びついて皮膚から吸血する。
(日本皮膚科学会 皮膚科Q&Aより)
ですので、公園を歩いたり庭の手入れをしたり、それだけなのにネコノミに刺されることがよくあるのです。
ネコを飼っていなくても、ネコの姿も見ていないのに、です。
屋外で刺された場合はスネなどあしを集中的にさされるのが特徴で、しばしば水ぶくれを作ります。
今年はなぜかこの「ネコノミ」刺されで受診される方がとても多いと感じます。
あしの虫さされの炎症・かゆみがひどすぎる…と思った時は、今年は早めの皮膚科受診をお勧めします。