こんにちは、JRあぼし店です。

朝起きた時に目が赤い、目やにが出るなどの症状がでたことはありませんか？
それは結膜炎という目の病気かもしれません。
季節によって差はありますが、1年を通して罹る可能性がある結膜炎についてお話します。

結膜炎とは何らかの原因で結膜（まぶたの裏側と白目の部分）に炎症が起きている病気です。
主な症状は目の充血ですが、結膜炎にも大きく分けて3つの種類があり、
それぞれ症状も少しづつ異なります。

・アレルギー性結膜炎
花粉やハウスダスト、コンタクトの汚れなど
アレルゲンに目が晒されて起こるアレルギー反応の一種です。
主な症状は目のかゆみや充血、目のゴロゴロ感などです。
また、かゆみから目をこすって角膜を傷つけてしまい視力低下などを起こすこともあります。

・細菌性結膜炎
細菌感染によるもので、原因となる細菌は多種多様です。
主な症状は目やに、充血など。ひどい時は眼痛が出ることもあります。
また、感染力の強い細菌では角膜（黒目の部分）にも炎症が起こり、視力障害を起こすこともあります。

・ウイルス性結膜炎
ウイルス感染によるもので、
流行性角結膜炎（はやり目）や咽頭結膜熱（プール熱）と呼ばれることもあります。
主な症状は目やにや充血。その他に発熱、のどの痛み、リンパ節の腫れなどの
全身症状を起こすことがあります。
また、ウイルス性結膜炎は感染力が強く、他人にうつしてしまうことがあるので注意してください。

治療には目薬を使用しますが、結膜炎の種類によって薬の使い分けをします。
市販の目薬もさまざまな種類が販売されておりますが、自分では原因が分からない場合も多いので、
症状が改善しない場合は早めに眼科を受診するようにしましょう！