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食中毒にご注意😖
気温もだんだん上がってきて、梅雨に近付き湿度の高い日が多くなってきましたね💧
6月のケロちゃん&ロコちゃんは紫陽花に囲まれて、
またキッズコーナーでも子供たちが雨の妖精☔が降らす雨の中楽しそうに遊んでいます!
さて、気温も湿度も高くなり始める梅雨時期には、湿気を好む多くの細菌による食中毒が問題になってきます。
そこで今回は、特にこの時期から夏頃にかけて怖い食中毒についてお話しようと思います。
皆さんは食中毒の主な原因をご存知でしょうか?
食中毒は「細菌」や「ウイルス」が原因で引き起こされます。
特に、6月~8月の夏場では細菌性の食中毒が多く発生するので、今回は細菌性食中毒に重点を置いてお話しします。
下の表に細菌性の食中毒についてまとめたのでご覧ください。
カンピロバクターはよく聞いたことがあると思いますが、これは細菌性食中毒の中で感染者数が一番多い細菌なのです。
他にも聞きなじみのない細菌などもあるかもしれませんが、対処法なども記載しているので是非参考にしてみてください!
上の表で、「毒素型」と「感染型」に分かれていますが、どういったものなのか説明していきます。
①毒素型 ②感染型
①毒素型とは、左の図のように食品などについた細菌が毒素を作り、それを食べることで体内に毒素が入ります。
毒素型では毒素を持つ細菌が体内に入るので、潜伏期間が短く症状が出るまでの時間が比較的早くなります。
②感染型とは、右の図のように細菌が体内に入ってから毒素を作り出します。
感染型では体内に入ってから食中毒の原因となる毒素を作り出すので、潜伏期間が長く症状の発現までが比較的長いです。
このように、食中毒といっても原因によって特徴が異なってきます。
細菌性以外にも食中毒の原因はあります。
①ウイルス性・・・ノロウイルス、ロタウイルス
②自然毒・・・動物性:ふぐ毒、貝毒 / 植物性:毒キノコ、ジャガイモの芽など
③寄生虫・・・アニサキス (サバ, イカ)、クドア (ヒラメ)、サルコシスティス(馬肉) など
ここまで食中毒についてお話してきましたが、
予防しているつもりでも食中毒が引き起こされる可能性はゼロではありません。
嘔吐や下痢など食中毒と思われる症状がある場合は、できるだけ多く水分・電解質を摂取し
脱水症状に陥らないように注意してください。
水では電解質の補給ができないので、電解質を多く含む飲料をとるようにしてください。
そして、症状が酷い場合はできる限り早く病院を受診するようにしましょう‼